矯正歯科|笠間市友部の歯医者なら、あさひ歯科クリニック

Orthodontics

矯正歯科について

当院では、矯正の医師と連携したチーム医療を行っております。一般的な歯科治療と矯正治療、同じ歯の分野ではありますが、専門性があります。それぞれの治療に特化した医師が担当することで、より良い治療が行えます。

※矯正治療の一般的なリスクや副作用として、治療過程及び矯正装置の装着、着脱動作中に痛みや咬合状態の変化による不快感が生じる場合があります。また、矯正治療を中断した場合でも、治療前の状態に戻すことはできません。

小児矯正

お子様の歯は、いずれ生え替わります。そのため、お子様の歯並びが悪くてもそのままにしてしまう親御さんも多いようです。しかし歯並びが悪いまま生え替わりの時期を迎えると、永久歯が正常に生えてこないことがあります。また、乳歯は永久歯に比べて虫歯になりやすいので、歯並びが悪いとさらに虫歯になりやすくなってしまいます。

小さいときに虫歯にかかり治療時の治療機器の機械音などを聞いてしまうと、歯医者に対して怖いイメージが作られ、将来の歯の健康維持に悪影響をおよぼすことも……。そうならないために、もしお子様の歯並びが気になるようなら、一度当院までご相談ください。

マウスピース型
カスタムメイド矯正装置
(インビザライン)について

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)は、歯科医療の先進国であるアメリカで開発されたマウスピースを用いた矯正治療です。インビザラインは、一般的な矯正治療で歯を動かすときに使う金属製のワイヤーとブラケットを用いず、ポリウレタン製のマウスピースを使って歯並びを整えます。歯の動きに合わせて2週間ごとに付け替えていき、安全・確実に歯を理想的な位置へと誘導します。装置が透明なので目立たない、取り外せるため清潔に使えるのが特徴です。
必ずしもすべての症例に適用できる治療法ではありませんが、固定式の装置と併用することで、ほとんどのケースに対応可能です。以下で、メリットをさらに詳しく見ていきましょう。

※マウスピース型カスタムメイド矯正装置「インビザライン」は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

インビザラインのメリット

  • 透明で目立たない

    薄く透明なので、歯に付けていても目立たないのが大きな特徴です。仕事をされている方でも気軽にはじめることができます。

  • 取り外しができて衛生的

    取り外し可能でブラッシングなどのケアは普段どおり行えるので、口腔内を清潔に保てます。また、簡単に洗浄できるので衛生的に使えます。

  • 普段どおり食事を楽しめる

    従来のワイヤータイプの矯正装置と違って、食事の時にマウスピースを取り外せるので、食事の制限もありません。

  • 金属による悩みも解消

    マウスピースはポリウレタン製のため、金属アレルギーの心配がありません。金属アレルギーをお持ちの方でも安心してお使いいただけます。

  • 痛みが少ない

    ブラケットを使用しないため、装置にふれる粘膜や舌への痛みが生じることはありません。

インビザラインのデメリット

  • きちんと使用することが大切

    簡単に取り外しが出来てしまうので、きちんと使用しないと矯正に時間がかかったり歯並びが矯正されない場合があります。

  • ワイヤー矯正と比べて料金が高い

    治療計画に合わせたオーダーメイドの矯正装置のため、ワイヤー矯正に比べて料金が高くなります。

  • 対応できない場合もある

    保険適用治療の場合など、症状によっては対応できない場合もあります。

以下のような方に
インビザラインは
おすすめです

  • 金属アレルギーの方
  • 食事を楽しみたい方
  • お手入れを楽にしたい方
  • 目立たない矯正装置を
    付けたい方

他の目立ちにくい矯正と
インビザラインの比較

マウスピース型の矯正装置

白いブラケットを使った矯正装置
(セラミックブラケット)

目立ちにくさ
取り外しの可否 ×
装着感
痛みの少なさ
金属アレルギーのなりにくさ
ケアのしやすさ
治療費
通院回数

インビザラインの流れ

  1. Step01

    初診・治療説明

    当院の矯正専門医が、治療期間や治療方法などをご説明します。分からないことや不安なことがあれば、遠慮なくお聞きください。

  2. Step02

    精密検査

    インビザラインに必要な検査を行います。口腔内診査、レントゲン撮影、口腔内写真撮影、歯の型採りを行います。検査には約30~40分を要します。

  3. Step03

    治療プログラム説明

    精密検査時に採った型はアメリカに送付されて最新技術でデジタルデータ化。矯正医とアライン・テクノロジー社の技術者と共同で治療プログラムを作成します。完成した治療プログラムを患者さまに確認していただきます。

  4. Step04

    マウスピース着荷・事前説明

    インビザラインが出来上がってから着荷するまで約1ヶ月かかります。到着後、最初のマウスピースに関する説明を行い着脱の練習を行っていただきます。その後、次回の来院までのマウスピース(2~3ヶ月分)をお渡しします。

  5. Step05

    治療開始

    1日20時間以上は装着していただきます。次のステップのインビザラインへの交換は患者さま自身で行っていただきます。

  6. Step06

    治療終了・リテーナー装着

    治療後にレントゲン写真や口腔内写真を撮影。歯が計画どおり動いたかを確認します。問題がなければ、動かした歯を保持するためのリテーナーを作製。担当医の指示に従って装着していただきます。

    ※噛み合わせの確認後、さらに歯を動かす必要があると判断した場合にはインビザライン追加のための型採りを行います。

  7. Step07

    メインテナンス

    3~6ヶ月ごとに通院し、歯並びのチェックを受けていただきます。問題がなければ担当医の指示に従いリテーナーの装着を継続します。症例にもよりますが、保定は平均して2年ほど続けていただきます。

インビザラインの注意点

インビザラインは確かに優れた治療法ですが、万能ではありません。治療にあたっては、次のことにご注意いただく必要があります。

  • 毎日きちんと装着しないと効果半減

    毎日20時間以上、装置を使用しないと治療効果が期待できません。

  • 煮沸消毒は絶対にしないでください

    インビザラインは煮沸消毒しないでください。インビザラインは熱に弱いため、変形したり溶けたりすることがあります。専用の洗浄剤があるのでそちらを使用してください。

  • 清潔にすること

    口腔内を清潔に保たないと、虫歯や歯肉炎になる可能性があります。装置は歯を磨くときと同じように普通の歯ブラシを用いてブラッシングし、汚れを取り除きましょう。また、取り外した後で再度付けるときには、必ず専用の洗浄剤を使用してから装着してください。

インビザライン治療例

ケース1

  • 術前
    術後
  • 術前
    術後
  • 初診相談 1回
    精密検査 1回
    コンサルテーション 1回
  • 治療回数 10回
    トータル 13回
    治療期間
    (ケースリファイメントを含む)
    16か月

前歯が反対に咬んでいるケース。マウスピース型の矯正装置を用いると上下の歯の干渉がなくなり、歯の移動がスムーズになります。結果的に治療期間が大きく減少します。

ケース2

  • 術前
    術後
  • 術前
    術後
  • 術前
    術後
  • 術前
    術後
  • 初診相談 1回
    精密検査 1回
    コンサルテーション 1回
  • 治療回数 6回
    トータル 9回
    治療期間
    (ケースリファイメントを含む)
    11か月

歯列が歪んで歯がガタガタのケース。インビザラインを用いるとコンマミリ単位の正確さで歯列の拡大と整形を実現出来ます。歯のガタガタも治療シミュレーションのとおりに改善されています。

インビザラインで
よくあるご質問

Q
インビザラインの世界的な治療実績は?
A
インビザラインは欧米を含む世界各国で173万人を越える患者さまの矯正治療に使用され、その効果が認められています(2011年12月末現在)。米国で実施されたアンケート調査では、インビザラインによる治療を受けた患者さまの9割近くが、治療に「とても満足している/きわめて満足している」と回答しています。
Q
具体的に、どのような治療法ですか?
A
インビザラインは透明なポリウレタン製のマウスピースを使用して歯を動かしていく矯正治療法です。矯正で歯を動かしながら噛み合わせに合わせてマウスピースを順次交換し、理想の歯並びへ導いていきます。
Q
インビザラインを使用した矯正治療は痛みがあるのですか?
A
新しいアライナーを装着した際は違和感を覚えたり痛みを感じたりすることがあります。痛みの感覚は人それぞれですが、一度ワイヤーによる矯正を経験された方には快適性を実感されると思います。まったく矯正の経験のない方にとってはしめつけられるような違和感、たまに軽い痛みのようなものを感じ、不快に思う場合もございますが、2、3日で慣れてきます。
Q
インビザラインによる矯正は何歳からできるのですか?
A
基本的に第2大臼歯(12歳臼歯)が生えていればインビザラインによる矯正治療が可能になります。骨を作る細胞の活性が高い、中学生~高校生の時期に始めることをおすすめします。ただし、治療への意識が低く装置の付け忘れがあると効果が減少するため、中学生から始める場合には親御さんも注意を払うようにしましょう。
Q
インビザラインを使用した矯正治療中に食事制限はありますか?
A
食事中はインビザラインを外していただくので、特に食事の制限はありません。
Q
インビザラインを付けているときは話しにくいのですか?
A
インビザラインを装着して数日間は、舌足らずな発音になることがあります。もし数日間経っても気になる場合は一度当院までご相談ください。
Q
新しいインビザラインがうまく装着できない場合は、どうすればいいですか?
A
担当医の指示したとおりにインビザラインを装着していないと、インビザラインが歯にきちんと装着できなくなることがあります。補助的な矯正装置を追加して修正治療をするか、再度型取りをして新しいアライナーを作製する必要があります。